Moodle アップデート

某大学で採用されているmoodleが使えるので、2019度よりサーバーをレンタルして、自分用にmoodleを設置してある。

 

インストール(アップデート手順)

(0)古いmoodleディレクトリは適当にリネームしておく。 

(1)MOODLEサイトより最新ファイル(moodle-latest-38.tgz)を落としてくる。
(2)FileZilaを使ってサーバーへアップロードする。
(3)macのターミナルからSSHでログインできるようにする。cf. https://engineer-milione.com/create/coreserver-ssh.html
(4)macのターミナルで以下の呪文を唱える。

>>

$ ssh username@m13.coreserver.jp
<<


パスワード入力を求められるので、入力する。
(5)moodle-latest-38.tgzをアップしたディレクトリへ移動して、以下の呪文を唱える。

 

>>

tar -xzvf moodle-latest-38.tgz

<<

(6)ブラウザでmoodleディレクトリにアクセスする。指示に従ってセットアップをする。

 

以上の手順だと、ユーザ等は引き継いでくれるが、追加したモジュール等は消失してしまう。前回のインストールでは出欠管理モジュールを追加しておいたのだが、これがなくなっている。今回は、以下の2つをダウンロードしてきて、それぞれ、moodleディレクトリのblocksまたはmodディレクトリにコピーする。

 

-https://moodle.org/plugins/pluginversions.php?plugin=block_autoattend
-https://moodle.org/plugins/pluginversions.php?plugin=mod_autoattendmod

 

サイト設定にアクセスすると、アップデートを指示されるので、指示に従ってアップデートすると使えるようになる。(自分でそんなことしなくても、ダウンロードしたファイルを「サイト管理>プラグインプラグインのインストール」で表示される窓にドラッグするだけでいいっぽい。) 

https://github.com/attgm/kotonoko

  • S2G海フォント(PPTでお世話になっている。手放せない一品) : http://s2g.jp/font/

Brother HL-L2365DW

動作未確認

【作業手順】

  1. High Sierraのインストールディスクから起動し、パーテーションを3つに分割する。このとき、Windows10用(FAT)、データ共有用(exFAT)、MacOS用(APFS)の順に作成しなければならないらしい。*1
  2. MacOS用のパーテーションにHigh Sierraをインストールする。
  3. Windows10のインストールディスクから起動し、先に作成したWindows10用のパーテーションにインストールする。

※Windows10のインストール終了後、bootcampの設定が進まなくなる。これは画面サイズが不適切で「次へ」をクリックできないために起こる。なので、いったん終了して、画面サイズを変えてから再度、bootcamp/setupを実行する。これで、ドライバ類がインストールされる。

  1. ここまでのやり方だと、bootcampのsetupを実行すると、exFAT領域がWindows側から見えなくなってしまう。2パーテーションを前提とした、bootcampの自動インストール部分が悪さするのだと思われる。Windows10でコマンドプロンプトを起動し、diskpartを用いてexFATパーテーションから隠し属性をとる。*2
  2. とりあえず、MacDropboxフォルダをexFATのデータ領域へ移動させることはできた(NTFS領域へ移動させようとしたときとは違って)。しかし、ターミナルで以下の呪文を唱えれば、隠しファイルが作られなくなると踏んでいたのだが*3、これによって作られなくなるのは、.DS_Store ファイルだけであるらしい(リンク先をちゃんと読めば、そう書いてある)。

$ defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores true

Mac-nativeのフォーマットではない領域にファイルをコピーした際には、.DS_Store ファイルだけでなく各ファイルすべてに対して隠しファイルが作られる*4。そして、Dropboxはこれらの隠しファイルをクラウドに保存しようとするのだが、アクセスが禁止されているらしく、結果として、同期作業が終了しなくなる(もしかしたら終わるのかもしれないけど、うちのDropboxフォルダには、容量の小さいファイルが数万件あり、macbookがえらく発熱したので中止させた)。

【準備】

  1. High Sierraのインストールディスクを作成する(USBフラッシュメモリ8G)。
  2. WindowsマシンのMediaCreationToolでインストール・ディスクを作成する(USBフラッシュメモリ8G)。
  • このインストールメディアは、そのままではカーソルが出現せず、トラックパッドやキーボードの操作も受け付けない。Bootcamp アシスタントを起動し、「Windows Supportソフトウェア」(ドライバー類)をダウンロードして、先に作成したWindows10インストールメディアにコピーしておく($WinPEDriver$、AutoUnattend.xml、BootCampの3項目をインストールメディアのrootにペーストする)。
  • しかし、そのままではWindows10のインストール途中でコケる。

Windowsセットアップ 無人応答ファイル〈ImageInstall〉設定で有効なパーティションが参照されていることを確認し、インストールを再実行してください。」

AutoUnattend.xmlの以下の部分を削除して、マニュアル・インストールできるようにしておく。*1




true



Never

*1:このように作成したインストールメディアは、ほとんど一度しか使用できなかった。いったんインストールに使用したUSBは、Macの側で認識しなかったり、認識はするがbootしなかったりで、二回目の使用ができたのは一度きりであった

【2パーテーションでは足りない?】

High SierraのBootcamp アシスタントからインストールすると、そのままでは2パーテーションでしか環境を作ることができない。Windows用のNTFSパーテーションをMac側でマウントし、書き込みできるようにすることで、2パーテーションでの運用もできる(はず)。

しかし、homebrewでNTFS-3Gをインストールして、NTFSパーテーションへの書き込みは可能になったが、DropboxフォルダをNTFSパーテーションに移動させることができなかった。NTFS領域へ移動させようとすると、「いくつかのファイルがコピーできませんでした」というエラー・メッセージが出た。面倒ではあるが、3パーテーションでの運用を試みる。

わりと苦労したのでメモしておくけれど、結果的には、あまり芳しい成果は得られなかった。MacBookデュアルブート環境にexFATのデータ領域を作成しDropboxフォルダを共有したかったのだが ------ これは容量節約が目的ではなく、WindowsMacどちらを起動しても常に(オフラインでも)最新状態のDropboxフォルダにアクセスできるようにしたかったから ------- exFATのデータ領域を作成することには成功したものの、DropboxフォルダをexFAT領域に移すことに失敗したので(後述)、exFAT領域を共有するメリットが激減してしまった。

こうした徒労や失敗も誰かの参考になるかもしれないので、一応メモをウェブ上に残しておく。誰かの役に立てばいいと思うけど、挑戦する際はあくまで自己責任でお願いします。