WiFi環境を変えて久しいが、設定する時間がとれなかったので、ネットワーク・プリンタの設定をせずにきた。ドライバは入っているので、その都度USBで接続すれば使えないことはない。不便ではあるが、使用頻度がさほど多くないので、ガマンできないわけでもない。

少し時間ができたので、HL-L2365DWのネットワーク設定することにしたのだが、ややハマったのでメモしておく。(WPSを利用せずにやろうとすると、なぜか上手くいかない。ここで躓いたので、やたら時間がかかった)

  1. PR-500KIとHL-L2365DWとはWPSで接続する。*1
  2. スリープから復帰できるようにするため*2、HL-L2365DW のIPアドレスを調べる*3

何年もまえに購入し、使わなくなっていたMW600を再び使うことにした。

とある仕事先で、これまではRGB入力端子と音声入力端子が隣接していたのだが、備え付けのプロジェクターが老朽化し、動画や画像などほとんど使えない状態。電球を替えてくれと頼んでいたのだが、まったく聞いてくれる様子がない。そのうち、ポータブル・プロジェクターが用意されていた。取り替えるつもりがないので、こっちを使えということらしい。

画像だけならそれでも構わないのだが、音声入力端子までの距離が遠くなりすぎて、手持ちのケーブルでは届かない。わざわざそんな長いケーブルを用意したくもない。そこで、Macの音声出力をMW600から行い、MW600の出力端子から備え付けの音声入力端子へと音声を送ることにする。

もう使う予定もなかったのでマニュアルも手許にないのだが、検索してみたらPDFが落ちていた。

こんど必要になったときに、なくなっていたら困るので、必要事項だけメモしておく。

【ペアリング】

  1. 電源OFF
  2. 電源ボタン長押し
  3. ヘッドセットのディスプレイにペアリングのアイコンが表示される
  4. パスキーが要求されたら「0000」を入力する。
    • 3台まで登録できる。
    • 3台を超えると上書き登録になる。
    • どのスロットに上書きするかはタッチコントロール・センサーで選ぶ。

【本体のリセット】

  1. 電源OFF
  2. 電源ボタン長押し
  3. ヘッドセットのディスプレイにペアリングのアイコンが表示される
  4. ヘッドセットがオフになるまで電源ボタンと通話ボタンを押し続ける。

すでに音声ケーブル二種類と変換アダプタ二種類をつねに持ち歩いている。さらにヘッドセットか。どんどん荷物が増えていくな。

  • itunes で曲を選択し右クリックしたときに「ACCバージョンを作成」がなくなった。itunes で曲を選択 → メニュー : [ファイル] → [変換]→ [ACCバージョンを作成]になったらしい。まぁ、そんなに使わないのでいいが。これはOSの問題ではなく、この機会に新しくなったiTunes 12.4の仕様の問題。
  • デフォルトではDash Boardがオフになっている。[システム環境設定]→[Mission Control]で復活させることはできるが、[システム環境設定]→[トラックパッド]でDash Boardが選択できないので、4本指スワイプ左右での行き来はできなくない。Better Touch Toolで割り当てれば、4本指スワイプでDash Boardに行くことはできるが、4本指スワイプで戻ることができない。とりあえず、左下隅にカーソルを合わせることで行き来できるようにした。これに慣れるのが一番か?電卓が地味に便利だったし、天気もよく使っていたのだが、Dash Board自体が無くなる方向らしいので、あまり依存しないように自分を慣らして行った方が懸命かも。天気や電卓なら、iPhoneを手許に置いておけば、それで済むことだし。
  • 古いプリンタ(Canon MP500)が使えなくなった。もうあまり使ってなかったので問題なし。
  • Marvericksで作ったexcelファイルを印刷しようとしたら、なにかおかしなことになっていた。(原因不明)
  • 音量調節時のピコピコ音が鳴らなくなったのは仕様の変更なのだろうが、仕事先ではピコピコ音で音量の適切さを判断していたので、この仕様変更は不便。しかし、その代わり、iTunes以外でもAirPlayできるようになったし、再生中に音量調節していてピコピコ音はないほうがよかろうから、トレード・オフといったところか。
  • それとは別に、サウンド関係に不具合があるようだ。ときどき音がまったく鳴らなくなる。これはYosemite以来の既知のバグのようだ。ちなみに、 [環境設定]→[サウンド]で「メニューバーに音量を表示」にチェックを入れておくと、いちいち[環境設定]→[サウンド]を経由しなくとも、optキーを押しながら音量をクリックすることで、出力先を選択できるようになる。

もうすぐ新しいMacOS 10.12(Sierra)が出てしまう。どうせ、最初は安定しないのだろうから、いまのうちにMavericksからEl Capitanに移行しておくことにする。Mavericksで2年半ほど戦ってきて、とくに問題はないのだけど、El Capitanは安定しているようなので。El Capitanであと2年くらい戦おう。(SierraMacBook Air 2010Lateをサポートする最後のOSになりそうなので、Sierraが安定しているよなら、さっさとSierraに乗り換えてもよい)

とりあえず、環境構築メモ。最近はめっきりTeXを使わなくなったので、今回からTeX環境はなしにすることにした。

仕事環境

  • Google IMEAtok 2008が動作しなくなったので、とりあえず。予測変換が煩わしすぎるし、遅くなるのでOFFにする。→やっぱり検索するときなど便利すぎるのでONにする。ON/OFFの切り替えがもっと容易にできるといいのに)
  • Jedit
  • TexShop(もうTeXは使ってないのだが、フランス語のスペルチェックをしてくれるのでエディタとして手放せない。【追記】El Capitanにしてから、しばしばクラッシュしている。うちの環境のせいか、ソフトウェアの問題なのかは知らない) : http://pages.uoregon.edu/koch/texshop/
  • Office 2008(他所のパソコンを操作するときに困るから、いい加減に新しいOfficeを入れて、その操作に慣れておかないといけないのだが。現行のOfficeはメモリが4gbないとダメなので、当分これで戦うしかないなぁ。)→MP3の再生がうまく動作しないのでOffice 2016に替えました。Apple Storeの表記では動作要件がメモリ4gbになってますが、メモリ2gbでも問題なく使えてます。
  • VooDooPad 4.2.3(PukiWikiが使えなくなって、時間をかけてこっちにメモ管理を移転させたので、これは必需品。動かなくなったら新しいのを買えばいい。新しいのが出たときのセールで買っておくべきだったが、その頃は忙しくて気づかなかったんだよなぁ。また、セールやらないかなぁ。)
  • Evernote
  • コトノコ(EPWING Viewer)
  • Dropbox
  • S2G海フォント(PPTでお世話になっている。手放さない一品) : http://s2g.jp/font/

ネット環境

  • Google Chrome : plug-inはgoogleにログインしたら何もしなくても元通りになった。超便利。
    • Evernote Web Clipper
    • AutoPatchWork : googleの検索結果やヤフオクの検索結果などを閲覧するときに、自動的に次のページを画面下に追加していってくれる。ときどき動作不良を起こす。類似プラグインは他にもあるが、結果的にこれが一番うまく動いてくれている。検索結果が膨大だと1ページあたりの表示が膨大になるせいかファンが回り始めることもある。
    • ato-ichinen : googleの検索で古い情報ばかり上位に表示されてしまうのだが、最近の動向だけを知りたいという場合に。
    • ScrollMaps(2本指スワイプだとズームになってしまい、地図上の位置移動できなくなっていたのが、これで解消される) : cf. http://khey83.hatenablog.com/entry/2012/11/19/052625
    • Tampermonkey : AutoPatchWorkの動作に必要
    • uBlock Origin : 広告ブロック。これをONにしておくと動作不良を起こすサイトもある。広告があるから無料提供されているというケースも多いので、広告のブロックは基本的にいけないと思うのだが。


たしかに煩わしすぎる広告も多いし、だから広告ブロック系プラグインの需要がある。しかし、無料サービスが広告に支えられているのも事実なのだから(かならずしも、そうではない場合もあるが)、無料サービスを享受したいのであれば広告は受け入れるべきなのだと思う。ただ、11インチの画面には「広告アルファZero」が有難すぎるので、ぎりぎりまでBathyScaphe 2.5を使い続けるだろう。

広告と折り合いのつくかたちで利用できれば望ましいと思うのだが、なぜあんなにバナーを貼りまくったりするんだろう。YouTubeの数秒広告ぐらいならまったく嫌ではないのに。なぜ節度ある広告にできないかな。

その他

外部機器

Canon MP500はドライバはインストールできたのだが印刷できない(白紙が出てくる)。本体が壊れたのか、ドライバの不具合なのかは不明。

その他の設定

  • 「cmd+Space」はSpotlightに割り当てられているので、これをIME切替に変える。
  • フォルダ開いた時の初期位置を希望の場所に固定する。希望の位置に開いておいてoption+command+w(2ch)。
  • Finderを見やすくする。
    • 画面上のメニューから「パスバーを表示」、「ステータスバーを表示」、「表示オプション」→文字サイズ
    • [システム環境設定]→[一般]→[サイドバーのアイコンサイズ]

ひさびさにTeX環境を整えた。いまはほとんど使ってないのだけど、かつて作成したファイル群を再利用するのに必要となったから。

[1]Homebrewを用いて、BasicTeX(2015)をインストールする。

[2]TexShopを設定する。

eclbkbox.sty: http://mechanics.civil.tohoku.ac.jp/bear/bear-collections/style-files/style-fj.html

[1]iPhone4sの中古を買った

4月がSoftbankの二年契約(自分割引)の更新月だったので、この機会にMNPで脱出することにした。
ライトユーザなので、料金を安く抑えるためにMVNOを選ぶことにする。
しかしながら、MVNOの選択肢の多くはドコモ回線を使用しており、しかもiPhone4は基本的にSIMロック解除ができない。
何らかのかたちで新しい機種を入手せねばならない。
SIMフリー版やDocomo版のiPhone5sを用いるのが確実かもしれないが、中古相場がまだこなれていない。
しかも、iPhone5以上のSIMロック解除下駄の動作が安定していないようだ。
http://hope.2ch.net/test/read.cgi/ios/1427771221/
iPhone4sSIMロック解除下駄は安定動作している模様なので、iPhone4sを某オクで入手することにする。

いまのiOS7.1.2の環境に慣れているし、それなりに安定しているので、iOS7.1.2のiPhone4sを探すことにする。
(別にiOS8は要らないし、動作が重くなるのはイヤということもある)

[2]ちゃんと使用できるようになるまでの経緯

2015年4月16日:近所のSoftbank shopでMNPを予約を済ませ、ウェブでDMM Mobileを申し込む。クレジットカード登録を済ませ、本人確認のため免許証をデジカメで撮ってアップロードする。本人確認が完了したとの通知がくる。
2015年4月17日:新規契約手数料の決済が完了したとの通知がくる。
2015年4月18日:商品(SIM)の配送を完了したとの通知がくる。たぶん、この時点でSoftbankとの契約が切れ、これまで使っていた携帯が使えなくなる。
2015年4月21日:SIMが届く。届いたのはピンクSIM(DN050...)であった。
2015年4月25日:いろいろあったあげく(後述)、ようやく通話できるようになる。
2015年4月26日:知り合いに指摘されて、データ通信できないことに気づく。(同日、解決済み)
2015年4月26日:知り合いから電話がきたのに、人名表示されないことに気づく。(翌日、一応解決済み)
2015年5月04日:じつは「連絡先」から選択して、電話を送信できていないことに気づく(ちゃんと固定電話にかけた場合や、番号手入力の場合にはうまくいっていたのだが)。連絡先から発信したときに、わけの分からない中国語のガイダンスに接続してしまったり、NTT docomoの「現在使われておりません」のガイダンスになったりする。(同日、解決済み)

[3]いろいろ躓いた

SIMロック解除アダプター(通称、下駄)は、ネットで成功事例が多いと見受けられたnew GPPを購入した。(事前に用意しておいた)
最近では5接点のものが送られてくるという話もあるが、届いたのは6接点のものであった。
下駄を履かせて挿入したところ「不正なSIM」だと怒られる。ネットの情報を元に「5接点化」してみた。
やはり、「不正なSIM」だと怒られる。

正しい手順はたぶん以下の通り:

  1. アダプターと一緒に送られてくるアクティベーション用のSIMを入れて、アクティベーションする。
  2. アクティベーション後に、SIMを入れ替えて、DN050を入れる。
  3. たぶん、ここでWifi経由でAPN設定するのだと思う。(今回は試行錯誤の段階で設定を済ましてあった)http://mvno.dmm.com/apn/index.html#iphone
  4. NTT Docomoの電波を掴んでくれる。
  5. ただし、この段階でも通話は可能だが、データ通信はできない。[設定]→[モバイルデータ通信]で「データローミング」をオンにすると、データ通信できるようになる。
  6. 登録してあるはずの相手からの着信であるにもかかわらず、相手の名前が表示されない。これは自分が入手したAU版のiPhoneに固有の問題であって、Softbank版では生じない問題であるらしい。

Cydiaでソースに「cydia.china3gpp.com」を追加する。自分のiPhone4sはiOS7.1.2なので、「iOS7 4S NewGPP&...」というのをインストールする。

この写真の下の方。理由はこのアプリの説明に「日版AU...」という記述があったので、中国語は読めないが、こっちかと思って...。再起動すると、着信履歴がちゃんと人名になった。なお、この「iOS7 4S NewGPP...」が何度もアップグレードを要求するので、いったん削除することにしたのだが、削除後も着信履歴は人名のままであった。とりあえず、そのまま。(なにか状況に変化があれば加筆する)

まず(2)で、送られてきたSIMを入れる前にアクティベーションを済ませておくということを知らなかったので(あるいは記載されていたのかもしれないが、new GPPの同封物は中国語なので、まったく理解できない)、まずここで躓いてしまった。

つぎに(5)で躓いた。通話できるのだからデータ通信もできると思い込んでいたのだが、そうではなかった。「さっきLINE送ったんだけど」「え?」とかいうやりとりがあって、ようやく気づいた。自宅だとWifiがあるので気づかなかったりする。

(6)はAU版に固有の問題らしく、日本語のウェブ情報も少ない。 事前に知っていればSoftbank版を購入していたことだろうが、事前にこれらのページを見つけることはほぼ不可能であっただろうとも思われる。

[追記]これで着信にかんする問題は解決したのだが、じつは連絡先から発信したときに、わけの分からない中国語のガイダンスになったり、NTT docomoの「現在使われておりません」のガイダンスになったりという事態に。[設定]→[電話]→「ダイヤルアシスト:オフ」で、とりあえず解決したっぽい。

[4]かかった費用
  • AUiPhone4s (64G) : 16,484円
  • new GPP SIMロック解除アダプタ:1,050円
  • MNP転出費用:3,240円
  • DMM mobile 新規契約手数料:3,240円
  • Softbank4月分料金:4,168円(Softbank4月分請求額7,408円からMNP転出費用3,240円を差し引いた金額)
  • DMM mobile 4月分料金:498円+2円(ユニバーサル料)

合計:28,682円

28,682円から機種代を除いた費用は12,198円、アダプタ代も除くと11,148円になる。
いままでのSoftbankの月額請求が6,698円なので、MVNOMNPで移動することで(機種代を除いても)約2倍の出費がとりあえず必要になる。
移動費用は数ヶ月で、機種代を含めても1年以内に回収できる見通しなのだが、はたしてどうなることか。

[付録]その他の諸経費

  • iPhone4用 Gelaskins(未使用品):200円(オプション)
  • iPhone4用 非純正バンパー:490円(オプション)

ここは自分のための備忘録(adversaria)なのだけれど、誰かの役に立つかもしれないので、一応書き留めておく。